基礎知識コラム｜カラコンを安全に選ぶには？

カラコンを安全に選ぶには？

毎日目に入れるものだから、カラコン通販では品質や安全性の約束された安全なものだけを掲載しているサイトでのお買い物が安心です。ここではカラコンを安全に選ぶために外せない3つの注目ポイントをご紹介します。

安全基準を確認しよう

日本では、相次ぐカラコンによる健康被害を受けて2011年2月にカラコンを「高度管理医療機器」に定めています。
カラコンの製造・輸入にあたっては厚生労働大臣の承認が、販売にあたっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられたという訳です。
よく見かける輸入カラコンはどうなのかというと、一度に4枚までなら国の承認は必要がないので、こうした国の許可は必要としません。
輸入カラコンの場合、万が一の際には個々人の問題になりますから、本当に信頼できるショップなのか取扱商品は安全なのかを十分に確かめてから購入したいですね。
悪質な輸入カラコンでは日本では認められていな素材を使用していたり、色素が滲み出やすかったり、酸素透過性が極端に悪い物もあります（酸素透過性の例：日本の安全基準を満たしたカラコンであれば通常コンタクトの1/5程度、粗悪なカラコンの場合1/10程度）。
安全性を考えるのであれば、日本の安全基準を満たした1）「医療機器承認番号」がパッケージに書かれたカラコン、2）ホームページに「高度管理医療機器等販売業者」表記のあるショップから購入する。または、海外輸入カラコンの場合は生産国や国際規格の品質基準を満たしていることを確認できる品の中から購入しましょう。

安全基準を確認しよう

使用期限にこだわろう

カラコンには次の4種があります。

・1日使い捨ての「ワンデータイプ」
・2週間で使い捨てる「ツーウィークタイプ」
・1か月で使い捨てる「ワンマンスタイプ」
・半年～1年使用可能なタイプ

コスパを考えると半年～1年使えるタイプがもっとも安くなりますが、毎日丁寧なコンタクトケアをしていないと簡単に雑菌が繁殖してしまいます。
目の安全を考えれば割高にはなりますが1日使い捨てのワンデータイプがもっともおすすめです。

使用期限にこだわろう

度数とベースカーブに注意

カラコンを選ぶ際には自分の目にあった度数とベースカーブを満たした品を選択しましょう。
ベースカーブとは、レンズや目のカーブの大きさを意味します。
ベースカーブがあっていないとコンタクトのズレ・見え方が安定しないことから体調不良・目の充血や眼病に繋がる恐れがあります。
度数に関しては強すぎれば体調が悪くなりますし、かといって見えなさ過ぎれば矯正の意味がありません。
長い間同じ度数・ベースカーブのカラコンを付けているという方もいますが、刻一刻と目の状態は変化しているため定期的に眼科で検眼を受けて自分の目のデータをしっかり把握しておくことが大切です。